堀内さんが阪神の開幕9連敗に言及 矢野監督の今季限り表明は「俺もなんで言ったかなと思ったけど」

[ 2022年4月3日 21:52 ]

セ・リーグ   阪神5―9巨人 ( 2022年4月3日    東京D )

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(74)が3日、自身のブログを更新。この日の巨人戦(東京D)にも敗れ、セ・リーグ記録を43年ぶりに更新する開幕9連敗を喫した阪神に言及した。

 「記録って細かくいろいろとあるからまぁ、それはいいとして。この連敗の原因は開幕戦の8点ひっくり返されたことが大きく引きずっているように思う」とした上で「そして、こういう結果になると矢野監督がシーズン前に今年で辞めると言ったことが言われてしまう。俺もなんで言ったかなと思ったけどもう言ってしまったんだからそこをつついても仕方がない」とまずは開幕前に今季限りでの退任を自ら発表した矢野燿大監督(53)について触れた。

 そして、「この連敗を脱出するにはキーマンの出現」とし「一番はエースか4番がやってくれることだな。青柳くんが戻ってくればまた変わってくるだろうし 打つ方は、4番佐藤くんがどこまで奮起できるのか」と打開策についても言及。「巨人戦をみていて思ったのはズルズルとした負け方ではないということ」と昨季2位だった阪神の底力は侮れないとし「伝統と言われる巨人阪神戦。それは阪神も強ければこそ」と永遠のライバルに思いをはせた。

 また、6連勝で単独首位に立っている古巣・巨人についても「シーズンはまだ始まったばかり。先は長い。巨人だって、ここまで8勝してるけど気が抜けないですよ。かならず、好・不調の波がくる。1975年巨人が最下位を味わった年は9月に入ってダメ押しの11連敗を喫した。あの11連敗は精神的にもきつかった。シーズン最後だったからね」と自らの経験を踏まえて慎重につづっていた。

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2022年4月3日のニュース