阪神・井上ヘッドC 本拠地での巻き返し誓う「甲子園で出直し、と選手個々にも伝えた」

[ 2022年4月3日 17:40 ]

セ・リーグ   阪神5ー9巨人 ( 2022年4月3日    東京D )

<巨・神(3)> ベンチで厳しい表情の矢野監督(左から3人目)と井上ヘッドコーチ(左から2人目)ら(撮影・大森 寛明)
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 リーグワーストとなる開幕9連敗を喫した試合後、阪神・井上一樹ヘッドコーチ(50)が取材に応じ、5日から始まる甲子園6連戦(DeNA、広島)での巻き返しを誓った。

 「(ヤクルトとの開幕カードは)地元開催、ホーム開催と言っても、京セラドーム。ある意味、アウェー感もある。“甲子園で出直し“というようなことを、選手個々にも伝えました」

 首位・巨人とはすでに8ゲーム開いており、開幕からわずか10日で大きなビハインドを背負った。だが、裏を返せばまだ10日。あきらめるには早すぎる。

 「借金9を返すのはなかなかですけど…。そこはポジティブにとらえるなら、やっと地元ですから。ここから行こうぜ、ということ」

 主軸の大山は開幕から全9試合で安打を放っており、ベテランの糸井はすでに2本塁打と好調を維持。投打の歯車がかみ合えば、一気に躍進する可能性も秘めるだけに「今は本当に選手を信じて、一つのボールに集中する、ということを言い続けてあげるだけ」とナインの背中を押した。

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2022年4月3日のニュース