巨人・原監督「翔がこのところかなりストレスが」 初回に出た中田の先制満弾に「非常に良かった」

[ 2022年4月3日 17:40 ]

セ・リーグ   巨人9―5阪神 ( 2022年4月3日    東京D )

<巨・神>試合に勝利し、観客の拍手に帽子を脱いで応える原監督(左)=撮影・河野 光希
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 巨人はドラフト3位ルーキー右腕、赤星優志投手(22=日大)の7回2失点好投と初回に飛び出した中田翔内野手(32)の満塁アーチなど2度のビッグイニングで阪神に圧勝。昨年6月の8連勝以来となる6連勝を飾り、前日浮上した単独首位をキープした。

 試合後、巨人の原辰徳監督(63)は吉川の左前打とポランコ、岡本和の連続四球で1死満塁としてから中田がガンケルの初球を左翼スタンド上段へ叩き込んだ初回の先制満塁アーチについて聞かれると「よくつないでね、そして翔がこのところかなりストレスがたまってね、練習でも一生懸命やってそれが結果が出たというのは非常に大きいですね」と喜んだ。

 中田は前日2日に行われた同戦で、5回に4番・岡本和が申告敬遠され2死満塁で入った第3打席で相手の2番手左腕、ドラフト3位ルーキーの桐敷から押し出し四球を選んでチームに貴重な追加点をもたらしたが、4試合20打席ノーヒット。打率は・138まで下がっていた。

 2日の試合後に「あの貴重な四球というのはね。打点1、あれは大きいですね」と語り「本人はかなりフラストレーションはたまっているだろうけどね、明日、またそれを爆発して、させて、してくれればね」と期待を寄せていた原監督。その思いに最高の結果で応えた中田に「大きかったですね。うん、あの時、(岡本和が)フォアボールでつないだんだよな。やっぱり3―2からやっぱりバッターが非常にいいセレクトしているよね」とし、中田が4試合20打席連続ノーヒットだったことについては「いや、まあ、少しなんというか、力んだことによってストライクゾーンが広くなってた感じがしますね。もう少しストライクゾーンをなんというか、小さくというか、ベルト付近、ベルトよりも低めという意識でちょうどいいと思うんですけどね。今日は非常に良かったと思いますね」と話していた。

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2022年4月3日のニュース