カブス鈴木誠也 2試合ぶり本塁打「今日は結果というより自分のスイングができたことがよかった」

[ 2022年4月3日 07:30 ]

エンゼルス戦の4回、オープン戦2号となる2ランを放ちベンチで祝福されるカブス・鈴木=メサ(共同)
Photo By 共同

 カブスの鈴木誠也外野手(27)は2日(日本時間3日)、本拠地でのエンゼルス戦に「5番・右翼」で出場し、2打数1安打1本塁打2打点。6回表から退いた。オープン戦の成績は6試合、14打数2安打2本塁打4打点、打率・143。

 2試合5打席ぶりの本塁打は4回2死一塁から生まれた。先発左腕サンドバルに1―2と追い込まれたが、甘いスライダーをコンパクトに振り抜いた一打は、打った瞬間それとわかる2号本塁打となった。この打席では左足を上げタイミングをはかる本来のスタイルで挑み、三塁ベースを回ったところではコーチャーに向かい両手を合わせお辞儀するポーズも見せた。1打席目はチェンジアップに空振り三振だった。以下、鈴木の主な一問一答は以下の通り。

――左中間本塁打、感覚は
 「たまたまなんで、風で入りました」

――しっかり捉えたように見えたが
 「そこよりも打てなかった打席だったり、昨日の打席だったり、そういったところで反省しなければいけないところがたくさんありますし、本当にいろいろ試しながら、打席に入っているんで、今は結果云々というよりは数多くスイング、自分のスイングを出せるというのが一番なので、そう言った面に関しては今日は自分のスイングというのが打席の中で2打席でしたけど、強くしっかり振ることができたんで、まずその段階ができないとダメなのかなと思っているので、今日は結果というよりはスイングができたことがよかったです」

――どんな部分を考えて打席に立っていたのか
 「適当にやろうという感じであんまり考えすぎてもあんまりよろしくないかなと思ったので、とにかく適当に振ろうと思って、割り切ってやってみました」

――三塁ベース回ってお辞儀のポーズをした
 「一緒にやろうと言われたんで、普通のタッチじゃダサいからと言われたので、やったことないしなと思ったんで、ああいう形になりました」

――今の現状は
 「環境にも慣れてきましたし、試合の感覚もだいぶ戻って普通にいつも通りという感じなので、あとは自分の考え方であったりっていうのがもうちょっとしっかり定まって来れば、いいんじゃないかなと思っているので、シーズン入ったらいろいろ変わると思いますし、今は怪我をしないようにしっかり体を動かしてやりたいなと思っています」

――手応えは一番か
 「覚えてないです。あんまり。その前の三振にむかついていたので、あんまり覚えていないす。どうでもいいです。ホームランは」

――前回は対応力
 「今日はあえてノーステップしないで、1打席目やったんですけど、やっぱ、なんか当てにいってる感じがして嫌だなと思ったんで、普通に。追い込まれてましたっけ?ですよね。そこを変えずに自分のスイングでやってみようという感じで入っていたんで、たまたま甘いボールが来て反応で打てたんですけど、あのチェンジアップは何回もおんなじボールを振っているようじゃ、まだまだなと思います」

――今日は自分を通した
 「たまたまですね。はい」

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月3日のニュース