巨人ドラ3赤星 プロ初勝利へ圧巻101球!7回を一発のみの2失点で降板 中田満弾&岡本和ソロで援護

[ 2022年4月3日 15:31 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年4月3日    東京D )

<巨・神>力投する先発の赤星(撮影・河野 光希)
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 巨人のドラフト3位ルーキー右腕、赤星優志投手(22=日大)が阪神戦(東京D)で2度目の先発登板。リーグワーストタイの開幕8連敗中で最下位に低迷する相手に7回4安打2失点と好投し、プロ初勝利の権利を得て降板した。

 初回、1番・近本にツーシームを左前打されたが、4番・佐藤輝を内角への147キロ直球で空振り三振に仕留めるなど後続を打ち取り、無失点の立ち上がり。すると、その裏、20打席連続ノーヒット中だった5番・中田に左翼スタンド上段への特大満塁アーチが飛び出し、大量4点の援護をもらった。

 5回には主砲・岡本和に5試合ぶりとなる3号ソロも出て5点をリード。5回まで1安打2四球で三塁を踏ませない快投を見せていた赤星は6回、糸井に外角低めツーシームを右越え2ランされて3点差とされたが、6回まで86球を投げたその裏も打席に入って続投。7回は下位打線をいずれも内野ゴロで3者凡退に仕留めて101球を投げ切った。その裏、2死満塁で打席が回ると、代打・ウィーラーが告げられ、降板となった。

 赤星の投球内容は7回で打者27人に対して101球を投げ、4安打2失点。4三振を奪い、与えた四球は2つ、直球のMAXは148キロだった。

 プロ初登板初先発となった3月27日の中日戦(東京D)では6回を無四球5奪三振の5安打1失点と好投して勝利投手の権利を得て降板したが、リリーフ陣が8回以降に6失点して初勝利が消滅した。チームは延長10回の末、5―7で敗れ、これが今季ここまでチームが喫した唯一の黒星となっている。

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