巨人・ビエイラが3試合連続失点で防御率18・00 昨季守護神が今季は3試合で計2回、3発被弾

[ 2022年4月3日 18:28 ]

セ・リーグ   巨人9―5阪神 ( 2022年4月3日    東京D )

<巨・神>9回、梅野(左)にソロを浴び、ガックリのビエイラ(撮影・河野 光希)
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 巨人のチアゴ・ビエイラ投手(29=ブラジル)が今季初登板から3試合連続で失点。3戦合計で2回を投げ、3本塁打被弾の5失点(自責4)で防御率は18・00となった。

 9―3で迎えた9回に3番手として登板。最初に打席へ迎えた糸原は156キロ直球で遊ゴロに打ち取ったが、続く木浪に157キロ直球を右中間スタンドへ放り込まれて1点を失うと、梅野には155キロ直球を左翼スタンド中段へ2者連続本塁打とされて2失点。代打のロハス・ジュニアを一ゴロに打ち取って2死までこぎ着けたが、四球で歩かせた近本に二塁まで進まれ、ベンチとブルペンが慌ただしくなる場面もあった。

 それでも何とか中野を157キロ直球で遊ゴロに打ち取り、試合終了までもちこんだビエイラだったが、これで今季初登板から3試合連続失点となった。

 ビエイラは来日2年目だった昨季途中から抑えに回り、昨年5月3日の広島戦(マツダ)から9月1日のヤクルト戦(京セラD)まで32試合連続無失点という外国人新記録を樹立。また、同年7月16日に行われた「マイナビオールスターゲーム2021第1戦」(メットライフD)ではレアード(ロッテ)への初球が球宴史上最速の163キロを計測し、後半戦初戦となった8月13日の中日戦(東京D)では代打に出たA・マルティネスの7球目にNPB最速となる166キロをマークして話題を呼んだが、今季は中継ぎへ。なお、この日は開幕8試合で6試合に登板してリーグトップの6セーブを挙げている新守護神・大勢がベンチ外となっていた。

 【ビエイラの今季全登板】

 3月30日 ヤクルト戦(神宮) 1/3回0安打2四球1失点
 3月31日 ヤクルト戦(神宮) 2/3回1安打2四球2失点
 4月 3日 阪神戦(東京D) 1回2安打1四球2失点

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2022年4月3日のニュース