オリックス・中嶋監督 煙幕なし!6戦目は「山本由伸」 試合後の球場内インタビューで宣言

[ 2021年11月25日 21:38 ]

SMBC日本シリーズ2021第5戦   オリックス6-5ヤクルト ( 2021年11月25日    東京D )

<日本S ヤ・オ(5)>9回無死、ソロを放った代打・ジョーンズを迎える中嶋監督(右端)(撮影・岡田 丈靖)
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 オリックス・中嶋聡監督(52)が、堂々と予告先発した。

 1勝3敗で迎えた「SMBC日本シリーズ2021」第5戦で、ヤクルトに6-5で競り勝ち、2勝目を挙げた。試合後に、球場内で行われたインタビューで、中嶋監督は最後に今後の抱負を聞かれて「追い込まれている状況は変わりませんけれども、最後まであきらめないで頑張りますので、熱が上がらなかったら(体調に問題なければの意味)山本由伸で。タイにもって行きたいと思います」と、6戦目の先発を山本と堂々と予告した。

 今シリーズでは監督会議で予告先発なしに決まった。だが、中嶋監督は初戦が始まる前に「うちは、やるよって。別に片っぽがやってもいいでしょ?バッて言った方がいいやん。山本よ」とオリックスだけは予告先発を宣言し、ファンサービス重視した。

 それ以来、試合後の監督会見では常にその談話が話題となり、3戦目に敗れた際には「あしたは山崎」との発言が、山崎福也なのか山崎颯一郎なのか、と話題にもなった。

 さらに前日の第4戦で敗れた後の会見では「なんで言わないといけないの」と言いつつも、「ヤマ!」と一言だけ残した。山崎福が有力視されていたが、「ヤマ」の言葉だけでは山岡、山本、山田らが候補になるとファンの関心を誘っていた。

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