中日 又吉と宣言残留も視野に交渉、過去に2例だけも「選手の権利尊重」阪神など複数球団が注視

[ 2021年11月25日 05:32 ]

BCリーグ・香川オリーブガイナーズ時代の中日・又吉克樹
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 中日が今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した又吉克樹投手(31)と宣言残留も視野に交渉を進めていくことが24日、分かった。

 近年の中日ではFA権を行使せず、複数年契約を結ぶ形の残留が多かった。過去にFA宣言後に残留した例は01年の山崎武司と05年の谷繁元信の2例しかなく、球団関係者は「選手の権利なので尊重したい。もちろん、宣言をした場合でも交渉を継続していく」と強調した。

 又吉は独立リーグの四国アイランドリーグplus・香川から13年ドラフト2位で入団。主にリリーフとして1年目から67試合に登板するなど8年間で5度のシーズン50試合登板を達成するなどタフネスぶりを発揮した。

 今季もセットアッパーでフル回転。66試合で3勝2敗、8セーブ、33ホールド、防御率1・28と抜群の安定感で投手陣を支えた。又吉がFA権を行使すれば、独立リーグ出身選手では初となる。権利を行使することで独立リーグの地位を高めたい思いもあると思われ、日本シリーズ後に宣言する可能性は高い。

 球団はすでに数度の話し合いを重ね複数年契約を提示していると思われる。立浪新監督も10月末に「残留してほしい」と直接思いを伝えている。

 FA宣言=決裂ではなく、又吉は残留の選択肢を持ったまま、他球団との交渉のテーブルにつくことができる。動向に注目する阪神なども交渉の場を持てる可能性が高まった。

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