ソフトBの7回は甲斐野だ!シート打撃で栗原のバットへし折り「オリンピアンですし、打たれたくない」

[ 2021年11月25日 05:30 ]

打者7人に被安打1に封じた甲斐野央
Photo By スポニチ

 ソフトバンクは宮崎秋季キャンプ第5クール2日目の24日、シート打撃を行った。甲斐野央投手(25)は直球限定で打者7人に1安打。同学年の主砲・栗原陵矢捕手(25)のバットを折るなど球威で押した。今季終盤に右肘手術からカムバック。来季の“7回の男”に立候補し、50試合登板を目標に掲げた。

 シート打撃最終7人目の打者は栗原。甲斐野は秋季キャンプの成果を試す、ガチンコ勝負を挑んだ。1死三塁想定で、栗原にのみ剛球解禁。「オリンピアンですし、同級生ですし、打たれたくない気持ちは出た」。初球150キロに続き、2球目は、この日最速の152キロを刻む。いずれもボール。カウント2―0からの3球目を主砲は強振したが、バットの根元が折れての投ゴロ。「折った!」と叫び、苦笑して一塁に走る男にドヤ顔を送った。

 狙うは勝ちパターンでの“7回の男”だ。藤本監督は8回モイネロ、9回森の構想を明かしている。「8、9回は化け物みたいな投手がいるので7回に何とか食い込めるように」と甲斐野。ここまでは順調だ。

 シート打撃で許した安打は佐藤直の左前打だけ。「犠牲フライも打たせまいと、力を入れたのは栗原のときだけですが、やってきたことは少し形になった」。上質な直球を追い求め、投げ込んできた。

 若き鉄腕は投げられる喜びも感じている。1年目の19年にチーム最多65試合に登板も20年は春季キャンプで右肘じん帯を損傷。長期離脱で1軍登板なしに終わった。同年12月に手術し、今季8月15日の日本ハム戦で戻ってきた。

 「自分、野球ができてる。凄い幸せだ、と思いながら過ごせました」。22試合登板で今季終了。来季に向け、つらいリハビリもないだけに「開幕1軍、そしてシーズン終了までい続けたい」と意気込む。

 登板数にもこだわりを示す。「中継ぎで50試合登板。そこを目指したい」。来春からフルに投げ抜く準備は万端だ。(井上 満夫)

続きを表示

「始球式」特集記事

「新庄剛志」特集記事

2021年11月25日のニュース