阪神・高寺 驚異のフェニックスL打率・522締め「率をしっかり残せるバッターに」

[ 2021年11月1日 20:30 ]

みやざきフェニックスリーグ   阪神10ー2ロッテ ( 2021年11月1日    ひなたサンマリン )

<フェニックスL ロ・神>8回2死一、三塁、阪神・高寺はこの日3本目の安打となる適時打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の高卒ルーキー・高寺のバットから快音が止まらない。「状況に応じてしっかりバッティングができました」とこの日も8回2死一、三塁で成田から左前適時打を放つなど、3安打1打点の固め打ち。13試合の出場で打率・522(29打数16安打)と驚異的な数字を残してフェニックス・リーグを終えた。

 「ここまで結構打てるとは思ってなかったですけど、怪我もあって他の人よりは打席数も少ないので。1年間(通じて)この打率は無理ですけど、打率をしっかり残せるバッターになりたい」

 同リーグ開幕前には「打撃のトップの位置を直すというか、一番心地いいところを見つける」ことを目標に掲げ「いいものをつかんでいるというか、目標は達成出来ました」と手応えを掴んだ。佐藤輝や伊藤将、中野ら即1軍で活躍した同期の中で、唯一の高卒選手としてドラフト7位で入団。平田2軍監督もその成長を認める若武者は「バッティングは引き続きやっていって、守備とか走塁が全然ダメだったので。守備範囲もそうですし、捕球の形とかも他の人に比べたら全然できないので、しっかりやっていきたい」と貪欲に成長を追い求めていく。

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