オリックスドラ2・野口が特大3ラン!関大が第2代表T準決勝へ 大学野球関西選手権

[ 2021年11月1日 13:08 ]

第19回大阪市長杯争奪関西地区大学野球選手権大会 兼 第52回明治神宮野球大会関西地区第1・2代表決定戦 第2代表決定トーナメント1回戦   関大6―1神戸大 ( 2021年11月1日    南港中央 )

<関大・神戸大>3回無死一、二塁、右越えへ特大3ランを放ち三塁を回る関大・野口智哉
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 関大(関西学生)が神戸大(近畿学生)を下し、第2代表決定トーナメントの準決勝へ進んだ。オリックスからドラフト2位で指名された野口智哉(4年=鳴門渦潮)が2―0の3回無死一、二塁で右越えへ特大の3ランを放ち、試合を決定づけた。

 「打った瞬間、いったというのはあった。張っていたボールを1球で仕留められた」

 5球目の内角高め直球をフルスイング。「打感的にはいつもの本塁打と同じぐらい」というが、打球が右翼の芝生席を越え、防球ネットを直撃したのは進化の証し。早瀬万豊監督も「秋になって打球の質が変わってきた。この4年間で一番いい質の打球」と絶賛した。

 開幕8連勝で今秋リーグ戦を制覇したが、ラスト2試合は連敗。前日10月31日には佛教大に敗れ、神宮出場のためには3連勝しか道はなくなったが「スタメンで出ている自分たちが思うように結果が出ないのに、応援してくれている部員がたくさんいる。そういう人たちのために勝たないといけない」と発奮。7回の遊撃へのゴロにも全力疾走し、一塁へヘッドスライディング。気持ちを前面に押し出し、勝利への執念を見せた。

 神戸大は最終回に押し出し死球で1点を返したが及ばず、神宮への道が断たれた。

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2021年11月1日のニュース