阪神・平田2軍監督 引退の鳥谷から連絡があったことを明かす「自分磨きします!と返信あった」

[ 2021年11月1日 18:13 ]

みやざきフェニックスリーグ   阪神10ー2ロッテ ( 2021年11月1日    ひなたサンマリン )

<フェニックスL ロ・神>9回表終了後、選手交代を球審に告げる阪神・平田2軍監督(撮影・坂田 高浩)
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 阪神2軍は8連勝、13勝3敗でソフトバンクと並んで同率首位でフィニッシュした。若虎の成長に目を細めた平田勝男2軍監督は、現役引退を表明したロッテ・鳥谷についても言及。メールで労ったことも明かした。以下は一問一答。

 ――総括を。
 「全員が課題に取り組み、レベルアップに取り組む非常に内容のある充実した、ファーム選手権から始まってそういうところでのフェニックス。非常に充実したフェニックスやったね」

 ――あえてMVPを選ぶとしたら。
 「MVPなんかないよ。こういう課題を取り組んでやってるんだから、君らはそういうキャンプ何点でしたかとか、誰だと思うんだじゃあ?(高寺選手です)そうそう、そういうことよ。すぐ、おれとかキャンプの点数は?なんてさ、100点やったってシーズン負けたらなんの意味もないんだよ。途中からだけど、高寺や遠藤、小幡にしても成長してる。ピッチャーも今日もも打たれていいねん。浜地はチェンジアップをきょうは試して打たれて、あれをわざとあえて投げさせて。岩田なんか右バッターにはシンカーをフェニックスから試してる。非常に最後は三振、左バッターには絶対バット当てさせない、前に飛ばすなっていうところの課題をきょうは。もう岩田なんか完璧やん。岩田もフェニックスですごく成長したで。

 ――あしたからの生活。
 「クライマックスだからね。選手たちにはいま話たけど、とにかくクライマックスで1人でもね。板山がファーム選手権終わって行ってさ。そういうラッキーボーイ、短期決戦なんかはね。島田も成長してるもん。そういったところでは、このフェニックスで調子をあげた選手達が、クライマックス、日本シリーズと出てくれれば嬉しいよな」

 ――鳥谷選手が引退。
 「きのうメールであれしたよ。すぐ返ってきた。暇やったんかな。まぁ自分磨きをしますと。それからパリーグで、ロッテで2年間。いい経験をね。彼ほどの選手が、きょうもロッテの鳥越コーチと話したもん。朝早く来て、ルーティンっちゅうか、それは全く阪神の時と変わらずやっとったらしい。若い選手に非常に、もう一番ランニングの量もやってて、走ったりもしてたというから、タイガースの時と全く変わってないんだなという事を話してたんだけど。まぁ自分磨きします!という返信きとった。これからよ、タイガースで16年育ってやってた、活躍した選手なんだからいい経験したと思うよ」

 ――鳥谷のような選手になって欲しいという人もたくさんいる

 「小幡とかまだ大学生やったら3年生でしょ?いまは高寺とか遠藤とか叩き上げなあかんわ」 

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2021年11月1日のニュース