中日・京田がロッテ・鳥谷の引退を惜しむ 「目標にしていた」

[ 2021年11月1日 17:46 ]

ナゴヤ球場の自主練習でノックを受ける中日・京田
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 中日の京田陽太内野手(27)が1日、少年時代から目標にしていたロッテ・鳥谷敬内野手(40)の引退を惜しんだ。

 ナゴヤ球場での自主練習後に取材に応じ、「目標にしていた。どんなことがあっても試合に出続けられた方。すごい成績も残されているし、甲子園という土のグラウンドであれだけの守備をされていた方なので、思い入れが深い選手でした」と思いを語った。

 同じ右投げ左打ちの遊撃手で、背番号も19年から阪神時代の鳥谷と同じ「1」に変更した。鳥谷といえば歴代2位1939試合連続出場の大記録を持つ鉄人。京田も「試合に出続けるのがプロ」連続試合出場にこだわりがある。

 今季は不振で初の2軍落ちを経験するなど納得のいく成績を残せなかったが、終盤にはバットを短く持つなどしてミート率が上がり、浮上のきっかけをつかんだ。

 「感覚的なものや、追い込まれてからの目付けや配球だったりというのは少し手応えがある。バットを短く持って長くボールが見られるというか、しっかりボールの内側にバットが入っていく感覚があった」

 立浪新監督の下で迎える来季はレギュラーも確約されておらず、まずは4日からナゴヤ球場で始まる秋季キャンプでアピールするつもりだ。「守りを鍛え直したい。一番のアピールポイントは守備。この秋、来年の春とレベルアップしていきたい」。竜の鉄人となるために、これからも鳥谷の背中を追い続ける。

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2021年11月1日のニュース