ヤクルト・村上“有言実行”初の本塁打王獲得!歴代最年少40号&打撃2冠は惜しくも逃す

[ 2021年11月1日 22:09 ]

セ・リーグ   ヤクルトー広島 ( 2021年11月1日    神宮 )

ヤクルト・村上(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(21)が1日、レギュラーシーズン最終戦となる広島戦(神宮)で5打席に立ったが、5打数無安打4三振と振るわず。本塁打、打点ともになく、39本塁打、112打点から数字を伸ばせなかったが、巨人・岡本和真内野手(25)と並び初の本塁打王のタイトルを獲得した。

 本塁打、打点のタイトルを狙う村上は、この日も「4番・三塁」で先発出場。歴代最年少でのシーズン40本塁打到達にも期待が高まったが、4三振に倒れるなど12試合連続ノーアーチとなり、快挙達成ならず。21歳シーズンで本塁打、打点の2冠獲得ならセ・リーグ史上最年少記録となっていたが、惜しくも打点王のタイトルを逃した。ヤクルト日本人選手としても2004年岩村明憲以来、史上2人目の40本塁打&100打点達成を逃した。

 それでも村上はキャリアハイ39本塁打を放ち、巨人・岡本和と並び初の本塁打王のタイトルを獲得。開幕前「去年は(本塁打、打点が)2位だった。今年はタイトルを3つのうちどれか、一つでも獲りにいくという強い気持ちで臨む」との言葉通りに1冠を獲得。打点ランキングこそトップの巨人・岡本和に1差及ばなかったものの、チームの6年ぶり優勝に大きく貢献した。

 ≪王と秋山は23歳で40号≫シーズン40本塁打の最年少記録は、63年王貞治(巨=40本)、85年秋山幸二(西=40本)の各23歳。22歳のシーズンで40号に到達しても歴代最年少記録となるため、新記録達成のチャンスは来シーズンも残されている。

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