ヤクルトと阪神わずか5厘差…終わってみればゲーム差なし 歴史的大混戦セパ全日程終了

[ 2021年11月1日 22:09 ]

セ・リーグ全日程終了 ( 2021年10月1日 )

優勝し胴上げされるヤクルト・高津監督
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 セ・リーグは11月1日、ヤクルト―広島戦を行い、今季の全日程を終え順位と個人タイトルが確定した。

 この日ヤクルトが広島に敗れたため順位は以下の通り。

1位 ヤクルト 73勝52敗18分け勝率.584
2位 阪神   77勝56敗10分け勝率.579
3位 巨人   61勝62敗20分け勝率.496
4位 広島   63勝68敗12分け勝率.481
5位 中日   55勝71敗17分け勝率.437
6位 DeNA   54勝73敗16分け勝率.425

 結果的に6年ぶりに優勝したヤクルトと2位・阪神とのゲーム差は「0」。阪神は勝率にしてわずか5厘差で16年ぶりの優勝を逃した形となった。ゲーム差なしの優勝は1986年の広島以来で、この時は2位・巨人とわずか3厘差だった。

 セ・リーグ史上3番目に遅い10月26日に優勝が決まり、パ・リーグではマジックが点灯しないままオリックスが25年ぶりの優勝。前年最下位チームが両リーグそろって優勝したのは史上初となった異例のシーズンが11月1日、全日程を終了した。クライマックスシリーズ(CS)は6日、セ2位の阪神が甲子園で3位の巨人と、パ2位ロッテがZOZOマリンで3位楽天とそれぞれファーストSが開幕する。
 

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