ヤクルト・高橋 4回5失点で降板 立ち上がり崩れポストシーズンへ不安残す

[ 2021年11月1日 20:12 ]

セ・リーグ   ヤクルトー広島 ( 2021年11月1日    神宮 )

<ヤ・広>初回2死一、三塁、石原に3ランを打たれた高橋(撮影・篠原岳夫)
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 6年ぶり優勝が決まったヤクルトの高橋圭二投手(24)が1日、レギュラーシーズン最終戦となる広島戦(神宮)に先発。不安定な立ち上がりを見せ、4回5安打5失点で降板した。

 ポストシーズンでも先発候補の一角として期待される高橋は初回、いきなり3連打で1点を失うと、2死一、三塁で石原に4号3ランを浴び計4失点。石原には17球も粘られ、最後はインコース低めのチェンジアップを捉えられ左翼スタンドまで運ばれた。

 2回もピリッとせず無安打ながら1失点。2死球と暴投などにより1死一、三塁とされ小園にレフト方向へ大きな打球を飛ばされるも左翼の山崎がフェンス際で見事なジャンピングキャッチ。左犠飛により1点失ったが、飛び出していた一塁走者が戻りきれずダブルプレーで事なきを得た。

 3、4回は無失点に抑え、チームが6―5と逆転した直後の5回のマウンドには上がらず。キャリアハイ更新のシーズン5勝目を手にすることは出来ず。直近4試合で1失点のみと好投が続いていたが、この日は制球を乱す場面もありCS(クライマックスシリーズ)ファイナルステージへ向け不安を残す内容に終わった。

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