関本賢太郎氏「まだできる」 鳥谷の引退惜しむ「強靱な肉体と言われるが、むしろ強靱な精神力」

[ 2021年11月1日 11:37 ]

関本賢太郎氏
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 元阪神でスポニチ本紙評論家の関本賢太郎氏(43)がABCテレビの朝の情報番組「おはよう朝日です」(月~金曜前5・00)に出演。今季限りでの引退を表明したロッテの鳥谷敬内野手(40)をねぎらった。

 関本氏と鳥谷は04年から15年まで阪神で一緒にプレー。関本氏は「引退から程遠い男やと思ってたんでね」と寂しそうに切り出し、「強靱な肉体と言われるけど、僕はむしろ強靱な精神力やと思ってるんですよ、鳥谷のすごさって」と語った。

 さらに「ケガしてても、鳥谷にはグラウンドに立たないという選択肢がないんですよ。毎日、グラウンドに朝、誰よりも早く行って、ランニングして、ウエイトトレーニングして、バッティング練習して、自分のきょうの置かれたコンディションの中でどうやって結果が出るかってのを常に考えてるんで」と証言。17年に顔面に死球を受けて鼻骨を骨折し、フェースガードを着けて試合に出場したシーンが流れると、「グラウンドに立たないという選択肢がないから、フェースガードしてでもグラウンドに立つという選択をするんでしょうね。この格好で普通は出てこれないですよ。肉体はケガしてるんですよ。その精神力ですよね」と振り返って、改めて鳥谷の心の強さを称えた。

 最後には「お疲れさまと言いたいけど、まだできると思うねんけどね」と語って、引退を惜しんだ。

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