【大谷と一問一答】2敗目も出場4試合ぶり44号 激戦本塁打王争い「獲りたい。意識しながらやりたい」

[ 2021年9月11日 14:00 ]

初回の第1打席、44号先制ソロ本塁打を放った大谷翔平(ロイター)

 エンゼルスの大谷翔平(27)は10日(日本時間11日)、敵地ヒューストンのミニッツメイド・パークで行われたアストロズ戦に「2番・投手」で出場し、3回1/3を投げ、9安打6失点、1三振1死球1暴投で2敗目(9勝)を喫した。自身の連勝は8でストップ。打者では44号本塁打を放ち、1打数1安打1打点、1得点だった。試合は5―10だった。

 ――アストロズの打者の空振りが少なかった。相手が上手かったか、それとも自身に問題があったか。
 「全体的にスライダーとかカット狙いのケアが多かったと思うので。それを修正する前にというか、試す前にランナーが溜まってしまった感じかなと思いますね」

 ――前回登板で自己最多117球を投げた影響は。
 「多少張りとか残っているものはあると思いますけど。もうシーズンもあと少しなので最後まで、まずは健康に投げきりたいなと思っています」

 ――4回途中にジョー・マドン監督がマウンドへ。交代はびっくりしたか、もう少し投げたかったか。
 「内容自体もそんな良くはなかったですし、打ち取っているような打球でも抜けたりちょっとついていないなと思ったので。あそこら辺が代え時なのかなと個人的にも思います」

 ――初回に両リーグトップの44号本塁打を打った。自身にとってシーズン最後に本塁打王になる意味は。
 「もちろん獲りたいなっていう気持ちもありますし、獲りたいなってだけでも取れるものはないので。良い打席を毎日毎日続けて行けたらなと思うので。基本に忠実に毎日1打席大事にしながら打ちたいなと思います」

 ――いつも本塁打を打った後にベンチ前で出迎えてくれていたJ・イグレシアスが移籍したことで、寂しさや物足りなさについて。
 「そうですね、いっぱいコミュニケーションもとって良い関係だったと思いますし。彼だけじゃなくて今年ケガとか離脱者も多いですし。なかなか思うように全員がというシーズンではないですけど、その中でもあと少しみんなで頑張りたいなと思います」

 ――本塁打王争いについて。ゲレロ、ペレス両選手の本塁打数を日々チェックすることはあるか。
 「そうですね、個人的には意識しながらやりたいなと思っているので。その中で1打席、1打席冷静に打てれば必ず良い結果が残ると思っています」 

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