大谷翔平 4回途中6失点降板 渡米後最多9被安打で10勝目ならず 103年ぶり偉業達成は持ち越し

[ 2021年9月11日 10:50 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアストロズ ( 2021年9月10日    ヒューストン )

降板するエンゼルスの大谷(ロイター)

 エンゼルス・大谷翔平投手(27)が10日(日本時間11日)、敵地でのアストロズ戦に「2番・投手」で先発。4回途中で降板し、6失点を喫して10勝目はならなかった。1918年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」達成は次戦以降へ持ち越しとなった。

 過去4試合に投げて未勝利で、メジャー屈指の強力打線を誇るアストロズ。初回、2回と走者を背負いながら無失点に抑えたが、3回2死二塁から3連打を浴び、3失点。

 1点を追う4回、スズキが左前へ同点適時打、ウォルシュの遊ゴロで勝ち越しに成功。2死二、三塁から大谷に打席がまわったが、申告敬遠された。後続が倒れたものの、この回は1点リードをもらった。しかし4回途中、再び同点を許し、1死一、三塁として降板した。3回1/3、77球を投げて奪三振1、被安打9はメジャー自己ワーストとなった。2番手以降も投手陣がとらえられ、6失点を喫した。

 打っては初回に44号の先制右越えソロを放ち、次点のペレスやゲレロに2本差をつけただけに悔しいマウンドとなった。

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