小島 自己最多タイ7勝目に「ホッ」 ロッテ投手陣今季初の完投勝利を無四球で飾る

[ 2021年9月11日 20:06 ]

パ・リーグ   ロッテ4ー1楽天 ( 2021年9月11日    ZOZO )

<ロ・楽>小島は今季ロッテ投手陣、初完投勝利を喜ぶ(撮影・長久保 豊)
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 首位・ロッテは11日、本拠で3位・楽天を4―1で下し3連勝。先発の小島和哉投手(25)は9回無死球4安打1失点とプロ初の完投勝利を飾り「不甲斐ない投球が続いていたのでホッとしています」とコメント。昨季に並ぶ自己最多タイ7勝目を喜んだ。

 小島は7回まで2安打無四球、毎回の8奪三振と二塁すら踏ませない圧巻の投球を披露。「ストライク先行で強気にストレートで攻めることが出来たので、そこが良かったと思います」と好投の要因を自己分析した。

 8回、島内に17号ソロを浴び完封勝利こそ逃したものの「前回、前々回と5回も投げ切れず一週間に1回しかない登板で何もチームに貢献できていなかったので、必ず1人で投げ切るという気持ちだけもって投げてました」とコメント。

 チームとしてもこれが今季初の完投勝利となり「勝ちパターンの中継ぎの皆さんも毎試合毎試合投げているのを見ていて、本当に自分の不甲斐なさを感じていたので、1人でも長く投げることだけを考えて今日の結果になったので凄く良かったです」と1人で最後まで投げ切れたことを喜んだ。

 これまでは自身が勝利してもベンチからチームメートを迎えていたため最後までマウンドに立っていたことが珍しかったもようで「どこにいれば(野手陣をどうやって迎えて)いいのか分からなかったんですけど(笑い)、チームメートの笑顔がたくさん見れて良かった」と自身も笑顔。最後に「プロ野球選手として首位のこの位置で投げさせていただいていることに感謝の気持ちもありますし、凄く幸せなことなので1試合1試合死ぬ気で頑張りたいと思います」とファンの前でさらなる活躍を誓った。

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