マー君 佐々木朗は「恐ろしい」 自身が19歳の頃振り返り「あんなマウンドさばきができてたかなと」

[ 2021年9月11日 13:24 ]

<ロ・楽19>初対決が実現した田中将と佐々木朗(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 楽天・田中将大投手(32)が11日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。10日に先発したロッテ戦(ZOZOマリン)を振り返った。

 田中はこの試合で8回、120球を投げて4安打2失点、7三振1四球の好投。相手先発の佐々木朗希も8回2失点と互いに譲らない熱投を見せた。試合は両者降板後に動き、チームはサヨナラ負けを喫した。

 「初回すごい良い感じでアウト3つとることができたんですが、2、3回と1点ずつとられてしまって。2回はレアード選手に初球をホームラン、3回も先頭の藤岡選手をヒットで出してしまった。相手の攻撃の形を作らせてしまったのが反省。野球は先頭を切れって言われますけど、なぜ言われるのかはそれなりの理由があると思う。その後はズルズルいかず、しっかりアウトとることはできた。投げながら立て直して粘れたのは良かった」と振り返った。

 ロッテの先発・佐々木朗希との投げ合いについては「まだ19歳ということで、あれだけ安定して高い出力でスピードのあるボールを投げ込んでいた。変化球も良かったと思うし、恐ろしいですね。この先どんな選手になっていくのか」と驚いた様子。「自分があれくらいの年齢の時、あんなマウンドさばきができてたかなと思いますね」と末恐ろしい19歳に目を見開いた。

 3日の西武戦でも8回を投げ、復帰後最多となる125球の熱投をみせたが、4失点で勝ち負けは付かず。これで5先発続けて7イニング以上を投げているが、7月13日のソフトバンク戦での4勝目を最後に、2カ月近く勝ち星から遠ざかっている。

 「チームの勝利につながる投球ができていないので、気持ち的にスッキリとはいかない。でも、しっかり自分がコントロールできる部分に対して、しっかり向き合ってこれからも調整して次の登板に臨みたい。この年齢になって、プロ15シーズン目。長くやってきても今まで経験したことのない苦しみだったり、これがのちのち良い経験だったってつなげていけるように、頑張ってやっていかないといけないと思います」と締めくくった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月11日のニュース