筑波大の左腕・佐藤隼輔が152キロも負傷降板 ドラフト会議まで1カ月

[ 2021年9月11日 16:03 ]

首都大学リーグ 開幕戦   筑波大―東海大 ( 2021年9月11日    バッティングパレス相石スタジアムひらつか )

自己最速の152キロを計測したが、負傷降板した佐藤(撮影・柳内 遼平)
Photo By スポニチ

 首都大学リーグに所属する筑波大のエース左腕・佐藤隼輔投手(4年)は11日、東海大との秋季リーグ開幕戦に先発し、3回1/3を投げ、3安打無失点で5三振を奪ったが、負傷により降板した。

 140キロ台後半の直球にスライダー、チェンジアップのコンビネーションが冴え、初回に3三振を奪うなど序盤からエンジン全開。 3回2死二塁では自己最速を1キロ更新する152キロを計測し、最後は151キロの直球で空振り三振に斬った。

 12球団21人のスカウトが視察する前で快投を見せていたが、4回1死一塁で迎えた5番打者の4球目、変化球を投じた際に負傷し、降板した。

 試合後に筑波大の川村卓監督はエースの負傷に「右腹部の筋肉の肉離れじゃないかと思います。(投球する)出力が大きくなりすぎてしまった」とコメントした。

 10月11日に開催されるドラフト会議まで1カ月。ドラフト1位候補に上がる左腕の回復に注目が集まる。

続きを表示

2021年9月11日のニュース