楽天　則本10K5勝で首位タイ再浮上!!40度目2桁奪三振は歴代10位タイ

交流戦   楽天3―1ヤクルト （ 2021年6月2日    神宮 ）

＜ヤ・楽＞力投する則本昂（撮影・村上　大輔）
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　楽天・則本昂が気迫の投球でチームを首位タイに再浮上させた。初回、慣れない神宮のマウンドへの対応を模索中に1点を失うも2回以降は好投。6回3安打1失点で10三振も奪った。6回は打球が右膝付近に直撃するアクシデントにも動じず、4年ぶりの交流戦白星となる5勝目を挙げ「粘り強く投げることができた」と喜んだ。

　自身40度目となる2桁奪三振をマークし、プロ野球で歴代10位タイに浮上。「（三振を）10個取って勝てて本当に良かった。スライダーも良く曲がって、そこに直球とフォークが投げ込めたので三振が増えた」と胸を張る。歴代9位タイの41回の2桁奪三振を記録しているのが石井監督。尊敬する指揮官に肩を並べる日は、そう遠くないはずだ。（重光　晋太郎）