大谷翔平 第2打席にフェンス直撃の3点適時二塁打 3試合連続安打

[ 2021年4月10日 08:50 ]

ア・リーグ   エンゼルス―ブルージェイズ ( 2021年4月9日    フロリダ州ダンイーデン )

走者一掃の3点適時二塁打を放ったエンゼルス大谷翔平(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は9日(日本時間10日)、敵地フロリダ州ダンイーデンでのブルージェイズ戦に「2番・DH」として先発出場。第2打席で、走者一掃の適時二塁打を放った。

 初回の第1打席は空振り三振。2回、1点をリードし、2死満塁で迎えた第2打席で、ブ軍2番手の右腕ゾイクの4球目の投球をとらえた打球はフェンスを直撃、走者一掃の右越適時二塁打となった。

 前戦8日(同9日)のブルージェイズ戦(ダンイーデン)に続く、3試合連続安打。前戦は、7回に同点の右前適時打で勝利に貢献。6日(同7日)のアストロズ戦(アナハイム)では初回に内野安打で出塁し、すかさず二盗に成功。8回にも左前打し、今季2回目のマルチ安打をマークしていた。

 なお、この日の試合前、ジョー・マドン監督は大谷の右手中指のマメの状態について「テーピングをしてキャッチボールをした。試合の登板日をはっきりさせるには、テーピングをしてブルペンで投げ、その後テーピングなしでブルペン投球をする必要がある」と説明。大谷は試合前の練習で右手中指の腹の部分にテーピングらしきものを着けてキャッチボールを行い、最大で50メートルほどまでに距離を伸ばし、6割程度の力で約8分間投げた。次戦登板までには少なくとも2度のブルペン投球を挟む必要があり、最短でも来週の半ばになる見通し。大谷は4日(同5日)にメジャー自身初の投打同時出場を果たしている。

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