今秋ドラフト候補の高野山・渡辺大和が決勝2点二塁打 高校通算19本塁打“金剛力士ばりの体格”

[ 2021年4月10日 18:46 ]

春季近畿地区高校野球大会 和歌山県予選 1回戦   高野山9―6南部 ( 2021年4月10日    田辺スポーツパーク野球場 )

<高野山・橋本>7回2死二、三塁、三塁線を破る決勝の2点二塁打を放つ高野山・渡辺大和
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 和歌山・高野山が春季大会の初戦を迎え、高校通算19本塁打を誇る今秋ドラフト候補の渡辺大和が「4番三塁」でフル出場。7回に決勝2点打を放つなど、4打数2安打2打点1盗塁と上々のスタートを切った。

 「大事なところで1本打つことがチームのため。そこで打てたので良かったです」

 第2打席から3打席連続で初球打ち。4打席目の決勝打も2死二、三塁から果敢に初球の直球を強振し、三塁線を破った。

 今冬は鈴木誠也や中田翔の打撃フォームのトップの位置をYouTubeで徹底研究。「絶対に行く、その意識で毎日練習しています」と強いプロ志望を明かす。

 今春選抜に出場し1回戦の県岐阜商戦では「6番右翼」で1安打を放った市和歌山・吉見和航(わたる)とは小、中学校のとき同じチームで汗を流した戦友であり、親友。今でもLINEなどで打撃をアドバイスし合う仲だ。「いつか当たりたい、と言っています。そこまでは負けられない」。1メートル77、94キロと金剛力士ばりの立派な体格。飛躍の春とするつもりだ。

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