ドジャース・バウアーに不正投球疑い 7日のアスレチック戦で投げたボールにマーキングの痕跡と粘り気

[ 2021年4月10日 02:30 ]

7日のアスレチック戦で投げたボール複数個が調査のため回収されたドジャースのバウアー(AP)
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 大リーグ機構(MLB)が、ドジャースのトレバー・バウアー投手(30)が7日のアスレチックス戦で投げたボール複数個を調査目的で回収したと9日、米スポーツサイト「ジ・アスレチック」が報じた。ボールにマーキングの痕跡と粘り気があるという。バウアーはア軍戦で6回2/3を投げて3安打2失点、10奪三振で勝敗は付かなかった。

 MLBは開幕前、松ヤニなどの異物を付着させる行為に関し、データ解析システム「スタットキャスト」による回転数の分析なども駆使して厳格に対応する方針を示した。一方で、バウアーはこの方針について、自身のYouTubeチャンネルで「投手の不正を禁じたとして、捕手や内野手が異物を付けたらどうなんだ?」などと疑問を呈していた。

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2021年4月10日のニュース