巨人・菅野 初回に痛恨2発被弾 初黒星も前向く「バタバタしたが、開幕戦よりはいい投球」

[ 2021年4月10日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人0―2広島 ( 2021年4月9日    マツダ )

<広・巨>初回無死、菊池涼に先制ソロホームランを浴びた菅野(撮影・森沢裕)
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 投手にとって永遠の課題でもある「立ち上がり」。巨人・菅野であっても、かねて難しさを語っていた。初回のソロ2発だけの7回2失点で、今季初黒星。「久しぶりの登板で最初バタバタしてしまいましたが、開幕戦よりはいい投球ができた」と総括した。

 脚部違和感から復帰して3月26日開幕戦以来の登板。初回の難しさはなおさらだろう。2死から外角低めを狙った鈴木誠へのカットボールはやや内側に入って左翼に運ばれた。先頭の菊池涼にも同球種が真ん中付近に入り、自身通算4本目の先頭打者アーチ。原監督が「一発は食らいましたけど、いい感じだと思う。粘りも出てきている」と語ったように、初回だけだった。

 打線は今季最多11残塁で2度目の零敗。先頭打者は6度出塁しただけに指揮官は「動き始めた。最後の詰めの部分」と前を向いた。(神田 佑)

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2021年4月10日のニュース