阪神・青柳　7回無失点と好投　地元横浜の凱旋登板で躍動

セ・リーグ   阪神―DeNA （ 2021年4月10日    横浜 ）

＜D・神（2）＞　7回のピンチを切り抜け、笑顔を浮かべる青柳（撮影・大森　寛明）
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　阪神先発の青柳が地元での凱旋登板で7回3安打無失点と好投した。

　初回は先頭の関根に遊撃内野安打を打たれ、出塁を許したが、後続を抑え、リズムに乗った。2、3回は3者凡退に抑えると、4回も1死から佐野に内野安打を打たれたが、続く、宮崎を中飛、神里を外角スライダーで見逃し三振と落ち着いた投球でアウトを重ねた。中盤も危なげない内容でDeNA打線を手玉に取った。

　終盤の7回は先頭の佐野に四球。宮崎には右前打を許して無死一、二塁のピンチを背負ったが、神里を捕ゴロに抑えると、田中俊を投ゴロ。2死一、三塁となって、戸柱を遊直に仕留め、踏ん張った。

　青柳は横浜市出身で、横浜スタジアムでは昨季まで通算5試合で3勝1敗。一戦を前に、「左打者が多いですし、好調なので、警戒しないといけない」と気を引き締め臨んだが、先発の役目をしっかり果たした。