巨人また打てず…28年ぶりワースト12試合連続3得点以下 2カード連続負け越し、2年ぶり借金生活に

[ 2021年4月10日 17:06 ]

セ・リーグ   巨人2―4広島 ( 2021年4月10日    マツダ )

<広・巨>4回、勝ち越しを許した戸郷(撮影・森沢裕)
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 巨人は2―4で広島に敗れて2連敗。先の阪神戦から2カード連続負け越しが決定し、2019年3月29日の開幕戦(対広島、マツダ)黒星以来2シーズンぶりとなる借金1となった。2連勝の広島は貯金3。

 巨人は先発右腕・戸郷が4回途中9安打4失点で降板し、今季初黒星。初回に相手の連続失策で1点を先制した打線は1―1で迎えた3回に松原の今季1号ソロで勝ち越したものの4回以降は無得点に終わって12試合連続3得点以下となり、1993年6~7月の球団ワースト記録へ28年ぶりに並んだ。わずか3安打。6回以降はノーヒットだった。

 広島は初回に九里、安部の連続失策で1点先制を許したが、その裏、菊池涼、安部、西川の3連打で同点。1―2で迎えた3回には菊池涼、安部の連打で作った無死一、三塁から西川の遊ゴロ併殺打で追いつくと、4回には今季初スタメンの羽月が振り逃げで出塁した2死二塁から菊池涼、安部の連続適時打で2点を加えて2点をリード。投げては先発右腕・九里が3回に打者走者の梶谷と交錯して転倒するアクシデントを乗り越え、7回3安打2失点(自責1)の好投でプロ8年目にして自身初となる開幕3戦3勝を飾っている。なお、菊池涼は3安打を放ち、開幕14試合連続安打継続中となっている。

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