東海大 大麻問題乗り越え勝利 井尻陽久監督が初陣を飾り「優勝を目指す」

[ 2021年4月10日 13:12 ]

首都大学野球春季リーグ   東海大2―1日体大 ( 2021年4月10日    大田 )

春季リーグの初戦を飾り、喜ぶ東海大ナインと井尻監督(右)
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 首都大学野球の春季リーグが10日、大田スタジアムで開幕した。東海大は第1試合で日体大に2―1で勝利。今年から指揮を執る井尻陽久監督の初陣を飾った。

 東海大は昨秋、部員による大麻使用が明らかになり、安藤強前監督が管理責任を痛感し辞任。今年2月から同校OBの井尻監督が今季から指揮を執っている。

 3回に先制点を許し、日体大の左腕・矢沢に5回まで無失点に封じられた。0―1で迎えた6回、1死二、三塁のチャンスをつくると、3番・小玉が左前へ2点適時打を放って逆転に成功。1点のリードを先発した最速150キロ右腕の斎藤礼が守りきり、1失点完投勝利を挙げた。

 井尻監督は競り合いとなった初戦を「苦しい。もうちょっと打てるかと思ったが相手の投手が良かった。斎藤がよく投げた」と振り返り、今リーグ戦の目標を「もちろん優勝を目指す」とした。

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2021年4月10日のニュース