レンジャーズ有原 ホーム初先発もメジャー初勝利ならず 4回5安打3失点で降板

[ 2021年4月10日 10:47 ]

レンジャーズ・有原航平(AP)
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 レンジャーズの有原航平投手(28)は9日(日本時間10日)、テキサス州アーリントンのグローブ・ライフ・フィールドで行われたパドレス戦で2度目の先発。4回を投げ、5安打3失点(自責点2)1三振1四球だった。4回までチームが3―0とリードを許したところで降板し、メジャー初勝利はならなかった。

 ホームではこれが初先発となった有原は、観客数の制限がなくなった本拠地のファンの大歓声を浴びてマウンドへ。ダルビッシュ有(34)投手が所属し、今季優勝候補に挙げられるパドレスを初回は11球で三者凡退に抑える絶好のスタートを切った。しかし、2回、先頭のホズマーにメジャーでは初となる四球を与えると、続くマイヤーズに左翼線二塁打を浴びて先制点を献上。中継に入った遊撃手の好送球でホズマーの本塁生還は微妙なタイミングではあったが、ビデオ判定の結果、パドレスの得点が確認された。

 この後、ファムの中飛をセンターのタバレスが好捕したものの、捕球後にボールをはじくエラーの間に2塁走者が生還して2点目。3回にもマチャドに左中間適時二塁打を打たれて3点目を許すなど、苦しいピッチングが続いた。

 4回は無死からの連打で1、2塁にランナーを背負うも、7番のファムを遊ゴロ、続くキムを三ゴロ併殺打に討ち取ってピンチ脱出。2シーム、スライダーで内野ゴロを打たせる有原らしさをようやく見せた。ただ、この回を投げ終えたところで降板。この日は73球中42球がストライク。速球の最速は151キロだった。

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2021年4月10日のニュース