楽天・松井が今季初の3連投 2日後の休養日から逆算、無失点で2戦連続引き分けにつなげる

[ 2021年4月10日 20:21 ]

パ・リーグ   楽天8―8ソフトバンク ( 2021年4月10日    楽天生命パーク )

楽天・松井
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 楽天・松井裕樹投手が同点の9回に3連投となるマウンドに上がり、無失点に抑えた。先頭の柳田に右前打され、1死後に栗原を四球で歩かせて一、二塁としたが、松田を中飛、中村晃を一ゴロに打ち取った。

 8日の西武戦、そして前日9日のソフトバンク戦に続く登板。「ゼロに抑えられたのが良かったです。志願とかはない。早めに3連投すれば耐性もついてくるので、今後もチームのために頑張ります」とコメントした。

 石井監督は試合前に松井のコンディションを確認し、直接話し合って意思確認していたという。「この2連投はそんなに負担は掛かっていないという話だった」と指揮官。2日後の12日は試合のない休養日のため、「今日投げても、明日、あさってと2日リカバリーをかけられる」と先も見据えた上で3連投を選択肢に入れていた。

 「4連投目は本人が行くと言っても、僕自身はさせたくないので。そこは逆算して登板させたつもり」と石井監督。カード最後の12日ソフトバンク戦は登板せず、味方救援陣に任せる公算が高い。

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2021年4月10日のニュース