かつての甲子園のヒーロー、巨人・水野スカウトも市和歌山・小園を絶賛「高校生ではトップに入る」

[ 2021年3月7日 17:53 ]

高校野球練習試合   市和歌山3―1近大付 ( 2021年3月7日    近大生駒G )

<練習試合 市和歌山・近大付>9回1失点、完投し笑顔の市和歌山・小園 (撮影・平嶋 理子)
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 今秋のドラフト候補でMAX152キロを誇る市和歌山のエース小園健太(2年)が7日、初めての対外試合となる近大付戦に先発。最速148キロの直球に、カットボール、ツーシーム、チェンジアップを織り交ぜ、1失点完投で11奪三振をマーク。「選抜前の初めての対外試合なので、完投を意識していた。5回からうまく球数もコントロールできた」と119球で4安打に封じ込めた。

 秋から取り組んだチェンジアップも「打者の反応を見ると、効果的だった」と手応え。選抜初戦の相手・県岐阜商の映像分析も進んでおり、「初めての甲子園だけど、心配はしてない」と頂点への意欲を見せていた。

 プロ7球団のスカウトが熱い視線を送る中、82年夏、83年春と池田(徳島)のエースとして夏春連覇を成し遂げた巨人スカウト部の水野雄仁参与も「高校生ではトップに入る投手。いろんなボールで強弱もつけることができる」と高い評価を与えた。

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2021年3月7日のニュース