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槙原寛己氏 エンゼルス・大谷に投げる怖さなし!腕が振れてスプリット威力アップ

[ 2021年3月7日 02:30 ]

オープン戦   エンゼルス7-3アスレチックス ( 2021年3月5日    メサ )

<アスレチックス・エンゼルス>オープン戦で力投する大谷(エンゼルス提供)
Photo By 提供写真

 【槙原寛己 視点】昨年とは別人のように素晴らしい投げっぷりだった。最も見たかったのは、怖そうに投げているのかどうか。怖さを感じさせる様子は、全くなかった。

 私も経験があるが、ケガからの復帰時はどうしても怖いので、かばってリリースで力が抜ける。昨年の大谷もそう映ったが、しっかりと腕が振れていた。初回1死のオルソンは、直球を待っている打者に対し100マイル(約161キロ)で空振り三振。直球は総じて角度があった。上から叩きつけるようだった。

 腕が振れることで直球はもちろん、より威力を増すのがスプリット。極端に言えば、スプリットは直球よりも速い腕の振りで投げたいもの。その力感が出るから打者が振ってくれる。最後のキャンハの空振り三振は抜けが抜群だった。深く握るとああしてフワッと抜けた落差が出て、浅いと小さく鋭く落ちる。自分でボールの挟み方も確認できたはずだ。

 フォームも特徴である左足が跳ねるキックバックが見られ、躍動感があった。一番大事なのは翌日の状態。問題がなければ、投げるたびにどんどん良くなり、自信もついてくる。

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