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「3・26」開幕は任せた 広島・大瀬良が4回零封 今季初の有観客で完全復活をアピール

[ 2021年3月7日 05:30 ]

オープン戦   広島1ー0ヤクルト ( 2021年3月6日    マツダスタジアム )

<広・ヤ>3回無死、太田の一ゴロでベースカバーにダッシュする広島・大瀬良 (撮影・奥 調)
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 広島・大瀬良大地投手(29)は6日、オープン戦初戦となるヤクルト戦に先発し、今春最長4回を被安打2、無失点に抑える好投を見せた。すでに内定している3年連続の開幕投手に向けて仕上がり万全。マツダスタジアムでは今年初の有観客試合として行われ、1万2042人の前で完全復活を予感させた。

 調整登板ではなく、本番モードへと切り替わった。大瀬良は、試合前に「打者の反応を見ながら、いろんな球を使って抑えたい」と会沢と打ち合わせている。2回先頭の村上、内川に連打を浴びて無死一、三塁とされると、宮本を外角カットボールで見逃し三振にし、西田にもカットボールで遊ゴロ併殺。シーズン同様に、勝負球を惜しみなく多投して無失点で切り抜けた。

 「やっぱり結果を残していかないと、ファンの皆さんもチームのみんなも“(開幕投手で)大丈夫かな?”となってしまう。何とか結果を残していきたかった中での今日のマウンドだった。そういった意味では、よかったかなと思います」

 変化球を駆使しながら打者の反応を観察すると、新たな発見があった。計4奪三振のうち、3回2死無走者からの塩見、4回先頭の坂口はいずれもフォークで空振り三振を奪った。「昨年、フォークの精度が少しよくなくて苦労した。試合の中でどうかな…というので前回より投げた。感覚はよかったので、このまま調整して精度を上げていきたい」。フォークは肘に負担のかかる球種とされており、その影響もあってか昨季に投球頻度を減らした。昨年9月に右肘を手術。患部の経過が順調だからこそ、落ち球を再び有効活用できるようになった。

 開幕投手を明言されてから初の登板は、今年チーム初の有観客試合でもあった。「(有観客で)やっぱり気持ちの高ぶりもすごくあった。お客さんの前で投げられる幸せを感じながらマウンドに立った」。前回2月28日の日本ハム戦と合わせて今春の対外試合は7イニング無失点。コイ党の前で大役にふさわしい仕上がりを見せつけた。

 「細かな制球というところはまだまだやってかないといけない」。26日の中日との開幕戦までに3度の登板を残して、早くも微修正の段階に入った。 (河合 洋介)

 ▼広島佐々岡監督(大瀬良について)1イニングずつ球数を増やしながら順調に来ている。大地にしろ、(九里)亜蓮にしろ、あとは細かい制球を修正してくれればいいくらい。順調だと思う。

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