合同練習会シート打撃 松阪商の右腕・松山が好投「球は走っていた」

[ 2020年8月30日 18:46 ]

プロ志望高校生合同練習会 ( 2020年8月30日    甲子園 )

<プロ志望高校生合同練習会>室内練習場での松阪商・松山の投球がビジョンに映し出される(撮影・大森 寛明) 
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 阪神甲子園球場で開催されたプロ志望高校生合同練習会(西日本会場)の2日目は、午後からA組のシート打撃が行われた。降雨により5組目の途中で会場が室内練習場に変更となった。

 生まれつき左耳が聞こえず、中学校時代は聾(ろう)学校に通った松阪商(三重)の右腕・松山心(3年)は甲子園のマウンドまであと一歩だったが、雨にたたられて無念の室内練習場での登板も、打者5人に対して17球を投じ、1奪三振2四球で安打性の当たりは0とアピールに成功した。

 「実戦形式では、緊張してしまい、あまりいいピッチングができませんでしたが、球は走っていたと思います。自粛期間中は、思うように練習ができませんでしたが、食事面などで体重を増やすことができ、球にスピードがでるようになりました。チームから必要とされるようなプロ野球選手になることが目標です」

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2020年8月30日のニュース