巨人 戸郷同期の20歳・直江、3回までパーフェクトも“鬼門”4回に降板 プロ初勝利は持ち越し

[ 2020年8月30日 15:33 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2020年8月30日    東京D )

<巨・中>4回2死一、二塁、高橋に中前適時打を浴びる直江(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の高卒2年目右腕・直江大輔投手(20)が中日戦(東京D)でプロ2度目の先発登板。3回まで1人の走者も出さないパーフェクト投球を披露したが、4回途中3安打1失点で降板し、プロ初勝利は次回以降へ持ち越しとなった。

 直江は初回、1番・大島を低めのスライダーで空振り三振に取ると、2番・平田もスライダーで三ゴロ、3番・アルモンテは内角低め直球で見逃し三振に斬って取る3者凡退スタート。その裏、味方打線が4連打を含む5安打集中で3点を先取すると、2回と3回もノーヒットでピシャリと抑えた。

 だが4回、先頭・大島は142キロ直球で空振り三振に仕留めたものの、平田、アルモンテに連打されて1死一、二塁のピンチ。主砲・ビシエドの左翼への痛烈な打球は亀井の好捕でしのいだが、5番・高橋に甘く入ったスライダーを中前にはじき返されて1点を失った。ここで宮本投手コーチがマウンドへ。だが、続く6番・阿部を四球で歩かせ2死満塁とすると、ここで原監督がベンチを出て交代を告げた。

 直江の投球内容は3回2/3で打者15人に対して66球を投げ、3安打1失点。4三振を奪い、与えた四球は1つだった。プロ初登板初先発となった23日の広島戦(マツダ)では3回に先制点をもらったものの4回に追いつかれ、4回3安打1失点で降板。2試合続けて4回が“鬼門”となった。

 なお、2番手には21歳左腕・大江が登場。京田を7球で空振り三振に仕留めてピンチを脱している。

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