楽天が勝利まであと1球からまさかの逆転負け「魔の日曜日」は5連敗

[ 2020年8月30日 21:07 ]

パ・リーグ   楽天2―3西武 ( 2020年8月30日    楽天生命パーク )

<楽・西>9回2死一、二塁、メヒア(右)に逆転3ランを打たれたブセニッツ(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 勝利まであと1球の状況から、まさかの展開だった。楽天は2―0の9回。クローザーのブセニッツがマウンドに上がった。2死一、二塁の場面で、メヒアを2球で簡単に追い込んだ。こころが、3球目のカーブをとらえられた。打球は弾丸ライナーで左翼ポール際へと吸い込まれた。シーズン途中から守護神を務めるブセニッツにとって今季初黒星となり、球団を通じて「チームにただ申し訳ない」とコメントした。

 またしても“天敵”にやられた。メヒアは今季7本塁打のうち6本を楽天戦で放っている。チームは2連敗でこのカードを負け越し、三木監督は「メヒア選手がうちの試合でホームランが多いことも分かっていた。どうしても最後の場面を取り上げられてしまうが、ブセニッツも気持ちを込めて投げた。配球面や攻め方をいろいろ考えて、対策を練っていきたい」と話した。

 チームは日曜日に5連敗となった。8月に入って日曜日の試合は5戦全敗で「起きてしまった現実を受け止めて、火曜日の試合に向けてやっていきたい」と指揮官。「魔の日曜日」の呪縛から解き放たれることなく、8月を終えることになった。

続きを表示

2020年8月30日のニュース