DeNA月間最多タイ12度目2桁安打!国吉 逆転口火&好救援で3勝目

[ 2020年8月30日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA9―3ヤクルト ( 2020年8月29日    横浜 )

<D・ヤ>5回、中前打を放つ国吉(撮影・会津 智海)
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 自慢の強力打線が完全復活した。今季最多タイの15安打で9得点。DeNAのラミレス監督が「あそこで一気に流れが来て得点することができた」と振り返ったのは、5回から2番手で登板した投手・国吉の打席だった。

 2―3の5回無死。クックの142キロを鋭く中前へはじき返した。そこから一挙5得点。逆転の口火を切り「前回(10日阪神戦)安打を打っているので、いいイメージで打席に入れた」と笑顔を見せれば、指揮官も「彼を打たせるというリスクを取って、そのリスクが良い方向にいった」と大喜びだった。

 DeNAとなった12年以降、球団最多タイとなる月間12度目の2桁安打。野手も国吉に負けじと佐野は4安打し、ソトも2安打4打点。本塁打こそ8試合遠ざかっている助っ人だが、チーム打撃に徹し「貢献できたということなので、凄くうれしい」と2日連続のお立ち台で胸を張った。活発な打線に導かれた3連勝。21~23日の中日3連戦で計1得点と湿っていた姿は、もうない。(町田 利衣)

 ▼DeNA・大貫(4回8安打3失点で勝敗付かず)全体的にカウントを悪くしてしまい、自分の投球ができなかった。早い回での降板となり中継ぎ陣に申し訳ないです。

 ▼DeNA・佐野(初回の中前適時打に)追い込まれていたので必死に食らいついていきました。

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