中日 セ最速で自力V消滅…首位・巨人と8・5差も与田監督「最後までしっかり戦う」

[ 2020年8月30日 05:30 ]

セ・リーグ   中日3―12巨人 ( 2020年8月29日    東京D )

<巨・中>2回に5失点しベンチに戻るロドリゲス(撮影・久冨木 修)
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 首位との差をまざまざと見せつけられた。中日は巨人に大敗を喫し、62試合目でリーグ最速となる自力優勝の可能性が消滅した。

 象徴的だったのが2回の攻防。ビシエドの中前打、高橋の四球で無死一、二塁の好機をつくったが阿部、京田が内野ゴロに倒れ1点を取るのがやっと。対する巨人は1死一塁から大城、若林、今村の下位打線が3連打したことで1番・坂本につなげ、ビッグイニングを呼び込んだ。

 リーグ最少207得点の中日に対し、巨人は最多280得点。与田監督は「チャンスをつくってあと1本が出なかった。負ける時というのはこういう形になる」と淡々と振り返った。

 投手陣も先発・ロドリゲスが4回5失点で来日初黒星を喫すると、救援陣もつかまり12失点と打ち込まれた。残り58試合で首位・巨人と8・5差という現状に「1試合1試合戦うというのは変わらない。どんな状況になっても最後までしっかり戦う」と与田監督。ファイティングポーズは最後まで崩さない。

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2020年8月30日のニュース