巨人、今季初の貯金14!初回一挙5安打3点先制パンチで逃げ切り勝ち 中日わずか4安打

[ 2020年8月30日 17:21 ]

セ・リーグ   巨人3―2中日 ( 2020年8月30日    東京D )

<巨・中>初回1死二、三塁、丸の適時二塁打で生還した岡本(左)と亀井を出迎える原監督(撮影・西尾 大助)
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 初回に3点先取した首位・巨人が、今季唯一負け越していた中日相手に3―2で逃げ切り勝ち。2カード連続の勝ち越しを決め、今季初の貯金14とした。前日リーグ最速で自力優勝の可能性が消滅した中日は2連敗で借金5。

 巨人は初回、中日先発右腕・勝野の立ち上がりを攻め立て、左翼への二塁打で出塁した坂本が中日先発右腕・勝野の暴投で三塁へ進むと、松原の中犠飛で開始からわずか8球で早々に先制。さらに亀井が一塁強襲安打、岡本が左翼線二塁打で無死二、三塁とすると、丸の右前適時打で2点を加えて初回に3点を先取した。

 広島戦(23日)の4回1失点デビューから中6日で2度目の登板となった高卒2年目右腕・直江は3回までパーフェクト投球。だが、4回1死から平田に初安打されるとアルモンテにも連打を許し、2死一、二塁から高橋の適時打で1失点。続く阿部を四球で歩かせ2死満塁のピンチを招いたところで降板となり、プロ初勝利はお預けとなったが、このピンチを2番手・大江がピシャリ。その後も桜井、高梨、大竹、中川と小刻みな継投でリードを守り、最後は守護神・デラロサが3四死球で1死満塁のピンチを招くも無失点で締めくくった。

 中日は初回に5安打1四球2暴投などで3点を失った先発・勝野がその後は無失点に抑えて6回8安打3失点で投げ切ったが、打線は4回に高橋、5回には平田の適時打でそれぞれ1点ずつ返したものの1点及ばず。6回以降は無安打に抑えられ、9回には1死から3連続四死球で満塁としたが、大島の遊ゴロ併殺打で試合終了し、計4安打に終わった。

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2020年8月30日のニュース