広島、延長戦8試合目もいまだ白星なし 菊池涼の起死回生3ランで同点も守護神フランスアが2失点

[ 2020年8月30日 21:57 ]

セ・リーグ   広島3―5阪神 ( 2020年8月30日    マツダ )

<広・神>10回2死一、二塁、大山(左)に勝ち越しとなる右越え2点適時三塁打を打たれるフランスア(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 広島が3点差を追いついて持ち込んだ延長戦で3―5と競り負け、阪神に2連敗。4位浮上と今季延長戦初勝利を逃した。広島の今季延長戦成績はこれで0勝2敗6分け。2連勝の阪神は貯金1となった。

 広島は0―3で迎えた5回、2死二、三塁の場面で菊池涼が阪神先発右腕・秋山から左翼スタンドへ起死回生の6号3ランを放って同点。2番手左腕・塹江がイニングまたぎとなった9回の2死一、二塁を無失点でしのいだその裏、2死から選手会長の田中広が四球を選んで出塁したが、代打・磯村が遊ゴロに倒れて今季8度目の延長戦に突入した。

 そして迎えた延長10回、3番手としてこの回から登板した左腕・フランスアが先頭・近本を四球で歩かせると、サンズを敬遠した2死一、二塁から大山に右越え三塁打を打たれて2失点。その裏は代打・大盛と5回に同点3ランを放っている菊池涼が連続三振に倒れ、長野も三ゴロで試合終了となった。

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月30日のニュース