巨人・丸 今年も8月30日!ジャスト1年ぶり4安打「シーズン序盤から足をひっぱりまくっていたので」

[ 2020年8月30日 18:03 ]

セ・リーグ   巨人3―2中日 ( 2020年8月30日    東京D )

<巨・中>4安打固め打ちの丸は笑顔で「マルポーズ」(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人の丸佳浩外野手(31)が4打数4安打2打点の大活躍。チームに2カード連続勝ち越し、今季初の貯金14、そして今季唯一負け越していた中日戦の星を五分とする勝利をもたらした。

 「5番・中堅」で先発出場した丸は松原の中犠飛で1点を先制した後の初回1死二、三塁で中日先発右腕・勝野から右前に2点適時打を放つと、同じく勝野から3回に先頭で中前打、6回に先頭で左前打。マウンドが3番手左腕・福に代わった8回には1死走者なしの場面で右前打と投手の左右に関係なく、広角に打ち分けた。

 初回の第1打席は松原の先制犠飛の後、亀井、岡本の連打で1死二、三塁となったチャンスで入った。「いい流れで、チャンスで回してくれたので、そのいい流れに僕も何とか乗りたいなと思ってたんですけど、初球からいいスイングができたと思います」と初球の真ん中付近に来た直球を右前へはじき返したシーンを回想。この日の巨人先発投手は23日の広島戦(マツダ)以来プロ2度目の登板で初勝利を目指す高卒2年目右腕・直江だっただけに「前回の広島の時はなかなか援護できなかったので、何とかきょうは初回からしっかりと援護していこうという話をしてたので、そういった意味では初回はいい点の取り方ができたと思います」と初回の3点援護を振り返った。

 直江は4回途中1失点で降板してプロ初勝利は持ち越しとなったが、丸の1試合4安打は昨年8月30日の阪神戦以来ちょうど1年ぶりとなる自身11度目。「シーズン序盤から足をひっぱりまくっていたので何とか挽回したい思いで一日一日頑張っているので、きょうはいい打席が多かったですけど、またあさってからの試合で気を引き締めてやっていきたいと思います」とさらなる意気込みを口にしていた。

続きを表示

2020年8月30日のニュース