エンゼルス・大谷 「ジャッキー・ロビンソン・デー」初背番「42」で1安打1盗塁

[ 2020年8月23日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―2マリナーズ ( 2020年8月28日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>6回、二盗成功後にプホルスのタイムリーで同点のホームを踏む大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷が28日(日本時間29日)、「ジャッキー・ロビンソン・デー」にメジャー3年目で初めてプレーし、1安打1盗塁で勝利に貢献した。

 3回に右翼線二塁打を放つと、1点を先制された直後の6回は先頭で四球で出塁。今季4個目の盗塁となる二盗に成功し、同点のホームも踏んだ。打率は・188だが、ジョー・マドン監督は走塁面を評価し「運動能力はトップクラス。私は彼の大ファン。彼がフィールドでできないことはない」と絶賛した。

 ジャッキー・ロビンソンは初の黒人選手。例年なら1947年にメジャーデビューした4月15日に実施されるが、今季はコロナ禍でこの日となった。全試合で全選手が背番号42を着用。大谷は1年目が登板日だったが悪天候で中止。プレーする機会がなかったが、初めて42を背負って躍動した。

 試合前には2度目の守備練習を行った。本拠地では初めてで右翼、左翼、一塁で約20分間のノックを受け、来るべき日に備えた。(笹田幸嗣通信員)

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2020年8月30日のニュース