西武・ノリン 初登板初先発で初勝利 辻監督ひと安心「開幕から計算していた投手だから」

[ 2020年8月29日 23:28 ]

パ・リーグ   西武6―3楽天 ( 2020年8月29日    楽天生命パーク )

<楽・西>力投するノリン(撮影・尾崎 有希)
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 左肩のコンディショニング不良で出遅れていた西武の新外国人左腕、ショーン・ノリンが、初登板初先発で初勝利。

 状況に応じ投球フォームを左上手、左サイド、トルネード、クイックなどに変える幻惑投法で6回5安打3失点6三振にまとめ「投球フォームの種類はたくさんあって、今日の登板で全部を使ったわけではないよ。今日は直球の感覚がよかった。打線も点を取ってくれ余裕もあった。勝利は妻・サンドラ、愛犬・オギー、それから(今年亡くなった)義理の父・スティーブに捧げたい」と笑顔を見せた。

 最速は146キロも、110キロ台のカーブ、チェンジアップで緩急をつけ3回の3者連続三振を含め、この回まで打者9人を完全投球。辻監督は「開幕から計算していた投手だから。このまま行くことを願っている」と期待した。

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2020年8月29日のニュース