堀内さん「そういう気の遣い方は大事だし必要なこと」巨人戦大敗の中、与田監督が取った行動を指摘

[ 2020年8月29日 19:44 ]

セ・リーグ   巨人12―3中日 ( 2020年8月29日    東京D )

堀内恒夫氏
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 現役時代にV9巨人のエースとして通算203勝をマークし、巨人監督も務めた野球解説者の堀内恒夫さん(72)が29日、自身のブログを更新。同日行われた巨人―中日戦(東京D)で見た中日・山井大介投手(42)を気づかう与田剛監督(54)の姿を「必要なこと」と指摘した。

 まずはこの試合で12―3と圧勝した巨人が2回に一挙5点を取って逆転に成功したこと、自ら同点打も放って7回1失点好投で今季2勝目を挙げた左腕・今村について言及。その後で「久しぶりに中日の山井くんがマウンドに立つ姿を観たよ」と4番手として7回に登板した山井について触れた。

 そして「今年42歳」と山井の年齢を記すと「最年長の現役投手になるんだね。8月に入ってからマウンドに立っているそうで」と8月20日のヤクルト戦(神宮)が今季初登板で、この日が3試合目だった山井の状況をつづると「それゆえにコントロールがまだ定まっていなかったね」と評した。

 山井は1―8で迎えた7回に登板し、7回だけで4失点。そんな中、ウィーラーに4点目となる適時打を許した後には与田監督が自らマウンドへ行って山井に声をかけるシーンもあった。「『最後まで投げて欲しい』そういうことじゃないかな」と堀内さん。山井は続投となったラスト8回は無安打に抑えた。投手コーチではなく自らマウンドに向かった与田監督について「そういう気の遣い方は大事だし必要なことだと思ってみてましたよ」と元投手として気遣いを喜んでいた。

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