合流後2連勝!楽天・岡島 2夜連続勝利の立役者となる同点打「やっぱり1軍は楽しい」

[ 2020年8月29日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天2―1西武 ( 2020年8月28日    楽天生命パーク宮城 )

<楽・西>5回無死一、二塁、適時打を放つ楽天・岡島 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天・岡島が2夜続けて勝利の立役者になった。1点を先制された直後の5回無死一、二塁。犠打のサインは出なかったのは信頼と期待の証だ。2球目の高めのカットボールをしぶとく右前に運んだ。「とにかく走者を進めたかったので、思い切り引っ張った」。チームバッティングに徹した結果、同点適時打となり、この回の勝ち越しを生んだ。

 選手会長を務めた昨季はケガに泣き、プロ入り後初めて1軍出場がなかった。今季も2月のオープン戦で右手親指を骨折し、2軍で開幕を迎えた。チームは26日まで4連敗。流れを変える起爆剤として、前日2年ぶりに1軍昇格し、3安打2打点。合流後2連勝となり「苦しいときに呼んでもらって勝てた。心から良かった」と充実感をにじませる。

 13年のリーグ優勝と日本一を知る数少ないメンバー。「毎日やれることを全力でやると決めている。やっぱり1軍は楽しい」と岡島。ムードメーカーのがむしゃらさは、7年前と全く変わらない。(重光 晋太郎)

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