楽天・塩見 5回5失点で5敗目…浅村18号“メモリアル弾”も及ばず西武に苦杯

[ 2020年8月29日 21:25 ]

パ・リーグ   楽天3―6西武 ( 2020年8月29日    楽天生命パーク )

<楽・西>3回無死一塁、柘植に先制2ランを打たれガックリの塩見(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 楽天は3―6で西武に敗れ連勝が「2」でストップ。先発の塩見は5回5失点と5安打ながら2本塁打に泣き5敗目。打線は浅村に球団通算1500本塁打となる18号2ランやロメロの17号ソロで反撃するも及ばず。平良、ギャレット、増田と盤石の相手リリーフ陣を崩すことが出来なかった。

 1回、2回と三者凡退に抑えた先発の塩見だったが3回に被弾。先頭のスパンジェンバーグにこの日初安打を許すと、続く柘植に真ん中高め136キロのツーシームを捉えられ左翼スタンドへ2号2ランを浴びた。4回には無死ニ、三塁から中村の中犠飛で1点を失うと、スパンジェンバーグには8号2ランを被弾。外角137キロのストレートを左翼スタンドまで運ばれた。

 0―5とリードを許した打線は4回に反撃。3回までパーフェクトピッチングを許した来日初登板のノリンから茂木が中安打を放ち、この日初めて走者を出すと続く浅村がやや甘く入った128キロのチェンジアップを右翼スタンドに18号2ラン。球団通算1500本塁打となるメモリアルな一撃を放つと、5回にはロメロが内角高め141キロのストレートを左翼スタンドへ17号ソロで2点差に迫った。

 しかし、西武“盤石”のリリーフ陣を崩せず。8回はギャレットから1死満塁の絶好機を迎えたがロメロが空振り三振、岡島が投ゴロに倒れ得点を奪うことが出来ず。9回も守護神・増田から無死二塁とチャンスを作るも後続が倒れ敗れた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月29日のニュース