阪神2年目・小幡 プロ初適時打含む2安打2打点と躍動「ずっと同世代に対してライバル心を持って…」

[ 2020年8月29日 22:43 ]

セ・リーグ   阪神6―5広島 ( 2020年8月29日    マツダ )

<広・神>ヒーローインタビュー後、ファンにあいさつする阪神・小幡
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 阪神の小幡竜平内野手(19)がプロ初適時打を含む4打数2安打2打点と躍動し、チームの勝利に貢献。試合後には初のヒーローインタビューを受けた。

 「いろいろできすぎてすごくびっくりはしていますけど、(1軍に)上がってきて、この舞台でプレーしている姿を想像しながらベンチにはいたので、良い形につながってきたと思います」

 2回1死一、三塁で迎えた第1打席に、大瀬良の初球でセーフティスクイズを敢行。一塁線ぎりぎりに転がして松山の悪送球を誘った。記録は内野安打となり出場6試合目、12打席目にして記念すべきプロ初打点を挙げると、続く3回2死満塁では再び大瀬良から今度は一、二塁間にゴロをはじき返し、一塁へヘッドスライディング。一度はアウトの判定も、リクエストで覆ってこの日2打点目。チームにとっても大きな5点目をもたらした。

 高卒2年目、まだ19歳ながらもハツラツとしたプレーで活気をもたらしている。同世代の根尾や戸郷、小園について聞かれると「去年からずっと同世代に対してはライバル心を持ってやっていたので。これからどんどん抜かして頑張っていきたい」と力強く答えた。最後は全国のタイガースファンに「2年目の小幡です。まだ19歳ですが、がむしゃらに若さを出して頑張っていきます。これからよろしくお願いします」と初々しくあいさつ。場内の虎党からは温かい拍手が送られていた。

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