阪神移籍の小林が入団会見「厳しい争いに食い込める投球を」背番号は56

[ 2020年8月29日 14:30 ]

小林慶祐
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 オリックスからトレードで阪神に移籍した小林慶祐投手(27)が29日、入団会見を行った。背番号は56。

 突然のトレードに「チャンスを頂いたので嬉しい反面、ちょっと不安な所もあります。正直びっくりしました」と素直な胸の内を明かした小林。祖父が阪神ファンで、幼少期から神宮球場などで阪神戦を観戦していたといい「今いらっしゃる藤川選手、JFKというのがすごく強い印象がある。そういう球団に縁があって入れたんで嬉しく思っています」と話した。

 かつてオリックスでチームメートだった西勇とは再び同僚になり「トレードが決まったときにいち早く連絡していただいて、何かあったら相談してくれと言われたので。すごくありがたいです」と笑顔。150キロ近い速球とフォークをアピールポイントに挙げた右腕は「厳しい争いに食い込める投球をしていきたい。環境も変わりましたし、また一つ自分が成長できる部分を探していきたい」と新天地での活躍に向けて、力を込めた。

 同席した谷本球団本部長も「ファームで投げていて、タイガースの試合でも良いピッチングをされていた印象がありました。(9月に)連戦も控えていますし、速い球を投げられる投手は貴重じゃないかと。(ブルペン陣に)割って入る力はある」と期待をかけた。

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2020年8月29日のニュース